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【Homebrew】Macのアプリ環境を簡単に移行する

MAX

HomebrewはMacのパッケージマネージャーとしてプログラミング関連や、色々なアプリの管理をできるが、MacのHomebrew環境の移行も簡単に行える。

gitやflake8、各種開発に必要なツールだけでなく、kindle、notion、zoom、slackなど、普段自分が使うアプリもhomebrew経由でインストールしておくことで、新しいMacでのアプリ環境構築が容易になる。

Homebrewで開発関連のパッケージや通常のアプリまで管理することの最大のメリットは、環境移行の容易性にあると思う。

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移行の流れ

  1. 古いMacでhomebrewの中身をBrewFileにダンプ(出力)する
  2. 新しいMacでダンプファイルを読み込む

これだけで、新しいMacでこれまでの環境と同じものを構築できる。(iCloundを使っていない場合、非常に役立つ。)

なおHomeBrewをインストールする方法は以下の記事を参照。

あわせて読みたい
【Homebrew】MacでHomebrewをインストールする
【Homebrew】MacでHomebrewをインストールする

BrewFileの作成

以下のコマンドでbrewで管理しているパッケージ情報を出力できる。

1brew bundle dump

実行すると、現在のディレクトリにBrewFileという名前のファイルが作成される。

なお、すでに現在のディレクトリにBrewFileという名前のファイルが存在する場合、dumpは失敗する(BrewFileは上書きされない)。

BrewFileの内容

参考までにBrewFileの内容は以下のようになる。

1tap "homebrew/bundle"
2tap "homebrew/cask"
3tap "homebrew/core"
4tap "homebrew/services"
5brew "git"
6brew "mas"
7brew "pyenv"
8cask "alfred"
9cask "pycharm"
10cask "slack"
11cask "visual-studio-code"
12cask "zoom"
13mas "GarageBand", id: 682658836
14mas "iMovie", id: 408981434

作成されたBrewFileをgithubやクラウドストレージなどにアップロードしておき、新しいMacでDLすればOK。

BrewFileからパッケージをインストールする

BrewFileの存在するディレクトリで以下のコマンドを実行する。

1brew bundle

masをインストールしていて、XcodeやMacの標準アプリもインストールしている場合、数十GBの通信容量が必要になるので、通信環境には注意。

まとめ

1# カレントディレクトリにBrewFileを作成
2brew bundle dump
3
4# カレントディレクトリのBrewFileからパッケージをインストール
5brewbundle

HomebrewでAppStoreのアプリを管理したり、slackやzoomなどのアプリを管理する方法については以下の記事も参照。

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ABOUT ME
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ITエンジニア、データサイエンティスト
新卒でSIerに入社し、フリーランスになってWEB系へ転向。
その後AIの世界へ足を踏み入れ、正社員に戻る。 テーブルデータの分析がメイン。
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